夢あゆみ ~君と生きる未来~


「そんなことないよ。あの男の前になると私なんて…」


ふと視界に影が射した。



急いで後ろを振り返ると腹に蹴りを入れた男が私に向けて、鉄パイプを振り下ろそうとしていた。



しまった、受け身が取れない。



私は襲って来るであろう痛みに目を閉じた。



「舞咲ッ!」





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