夢あゆみ ~君と生きる未来~


「舞咲、怪我はないか…?」



「う、うん」



「なら、良かった…。お前に怪我させたら土方さんに怒ら…れ…る…」



平助の身体から力が抜ける。



すると、平助の額から一筋の血が伝った。



「平助…、平助ッ!しっかりして、平助…ッ」



名前を呼んでも彼から返事は帰って来ない。





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