夢あゆみ ~君と生きる未来~
土方Side



「舞咲!」



いきなり気を失った舞咲を俺は慌てて支えた。



そして、空いている待合室の椅子に寝かせ、その前に膝をついた。



閉じている目に伏せる睫毛は濡れていた。



「ごめんな…、傍にいてやれなくて…」



俺は舞咲の目に残る涙を優しく拭ってやると総司達の方を見た。



「何があった?詳しく話してくれ」





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