2F 営業部
午前中は百目鬼が付きっきりで瑠美音の指導にあたった。
その間、どぅひゅひゅひゅという不気味な笑い方を何回聞いたかもはや覚えていない。
瑠美音の顔はげっそりしていた。
時計を見ると昼になっていた。
「るみたんるみたん、ご飯一緒に食べようでござるうう!」
「ごめんなさい、お友達と約束してるので(ニコッ」
本当は約束などしてないが、昼休憩も一緒にいたら気が狂いそうなので、一人屋上で作ってきたお弁当を食べる事にした。