Silver☆Love
顔を見上げると綺麗な口元をニヤリと上げていた。
ドキリ....
胸の中で何かが脈打った。
「噂どおり綺麗な顔だ。さて、ちょっと来てもらおう。」
え...?
その子はふっと笑うとパチンと指を鳴らした。
な...に...
力が抜けていった。
どうなっちゃうの...?
お母様、お父様...。
聞こえるのはカイトと名乗った男の子の声だけ。
「大丈夫、俺の言うとおりにしていろ。」
意識を手放した----