「恋」って何だろう。
「恋」は輝く。
家に着いて、私は西塚君にメールを送った。




(煌と小川さんと仲直りできたよ!


西塚君はどうだった?)



送信。




ウワサ消すの上手くいったかな…?



どうしよう。もし西塚君がひどい目にあっていたら。


そういう時は、私が助けに行こう。前に助けてもらったし。




あ、西塚君からメールがきた。




(上手くいったよ。クラスのみんなに、俺と永原さんはそんなことしてないって。


永原さんも、良かったね。それで、俺からお願いがあるんだけど…。)



ん?お願い??



文章ここで途切れてるんだけど。



すると、すぐにメールがまた来た。




(永原さんのこと、『瑠花』って呼ばせて。俺のことは夏樹でいいから。)




私のこと…瑠花って呼ぶ…






もちろん、いいに決まってんじゃん…(照)



私はすぐに返信をした。




(もちろんいいよ♪

これからは夏樹って呼ぶね!!)




――送信完了!




これからは、「夏樹」かぁ。




「うふふ」



思わずにやけてしまう。



私は嬉しい気分でいっぱいだった。
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