「恋」って何だろう。
「もうダメって、何が!?なんで!?」





「夏樹からメールがきて、『ちょっと一人にさせてくれ』って…」




「はぁっ!?意味分かんない!今までずっと一緒だったじゃんッッ!!なんなの西塚ってホント最低マジあり得な…」




「うるさい。」





「………すいません」





「私、何で嫌われたか分かんないんだ…。」




「心当たりはないの?」




「ないよ…」




「うぅ〜む…西塚は絶対瑠花のこと好きだから…」




「好きじゃない!!嫌われてるって言ったじゃん!!」




「落ち着いて!!えっと、瑠花が他の男子見てたとか…?」




「あ!!私そういえば…村雨先輩のこと…」




「の、ことを?」




「見すぎだって、サッカー部の人に言われた!」




「それだよ!!西塚は焼きもち妬いて悲しくなったんだよ!!」




「そうかなぁ。」




「絶対そうだよ!!安心しな、瑠花の未来カレシ様は妬いてるだけだよ★」




「うーん。」




「本当にそうだって!!ね?☆☆」




「信じてみる。ありがとね、お休み。」




「うん。バイバイ」





焼きもち妬いてるだけ…か。



だとしたら、幸せだなぁ♪











村雨新先輩……




夏樹………





どっちも好きだったりして。
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