俺の天然彼女
お目当ての財布を買ってあげ、さらに春物のバックまで買ってあげた。
よかった、スロットで勝ったおかげだ。
ひなたは子供のように喜んだ。

「あの店入りたい!」

その店は可愛いキャラクターが人気の雑貨屋だった。

こんなのが好きなのかと少し笑ってしまう

店内を見回すと、ひなたが

「いいなぁ~」
と指さした

「え?」

それはキャラクターのくじ引きだった。ちなみに子供しか並んでなかった。

「したいの?」

「でも子供並んでるから恥ずかしいなぁ」
と、くじ引きの回りを行ったりきたり…

本当子供かよ…(笑)

子供が順番を終えた後、ひなたは待ってましたとばかりに2回くじを引いたが、欲しいやつが出なかったため、明らかへこんだ顔をしてた。

「はぁ…」

うわ~へこんでるよ(笑)

「じゃあポーチ買ってあげるよ」

俺はキャラクターのポーチを買ってあげた、ひなたは機嫌の直った子供のように喜んだ、俺もつられて嬉しくなった

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