俺の天然彼女
夜、ひなたがご飯を奢ると言うので、2人でたわいのない話をしながら食べていると

「私、言わないといけないことがあるの」
俺はまたホストか何かと思いドキッとした。

「じつは、私、
りおって名前なの…」

「え?」

「黙っててごめんね!!」

「りお…」

そりゃそうだな、ひなたはいわゆる源氏名だもんな、俺に本名教えてくれたのか…
そう思うと不思議と嬉しかった。

「じゃありおって呼ぶよ」

「怒ってない?ごめんね!」

「いいよ、怒ってないし」

ひなた改め、りおはホッとした表情を見せた。

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