初恋

それから毎日
龍鵞は放課後
私のクラスにやってきた。
2人で作業して
たのしかった。
でもね龍鵞は
自分のクラスの手伝いしないで
私のとこにきてたから
たまに連れてかれたりしたね、笑
でもまたすぐ
帰ってくる龍鵞。
私は思わず
「こりないね。
私はいいから
クラス手伝っておいで」

そういうと
龍鵞は
「お前と作業しとる方が
楽しいねん
だから一緒おってええやろ?」

笑顔で答えた龍鵞に
私は自然と頷いた。
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