初恋

どーすることもできない
私はただ黙ることしか
できなかった。

すると龍鵞が
「はぁ?
なにゆーとん。
女なんかおるわけないやん」

嘘をつかれた。
泣きそうなのを堪え
私は先輩に
「気分悪いから帰るね」
って精一杯の笑顔をむけた。

先輩が呼び止めてくれてる。
先輩ごめんなさい
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