意地悪なご主人様【おまけ完】
「おはよ、どうしたの、

そんなに慌てて・・・?」

「ギャッ!」

・・・

またしてもありえない人が目の前に。

・・・

「スゴイ驚き方。

猫が車に轢かれたみたい」

そう言って宗次は苦笑いをした。

・・・

「そ、宗次さんが、

こんなに朝早く起きてるから」

・・・

「起きてちゃいけない?」

「・・・いえ」

・・・

私は、居候なんだから、

わがままを言ってはいけない。

・・・

巧と宗次は、

私の大事なご主人様。

・・・

怒らせてしまえば、

ここに置いてもらえなくなる・・・
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