意地悪なご主人様【おまけ完】
私の言葉に、

宗次さんは微笑んだ。

・・・

「熱が下がったなら、

何か食べれそう?」


「…少しなら」


「じゃあ、用意してくるな?

・・・あ。

夏樹ちょっと来て?」


「・・・?」

突然手招きされて、

私は不思議に思いながら、

宗次さんに近寄った。

・・・

「キャッ!」

・・・

私は、

宗次さんの腕の中に、

スッポリ収まっていた。

・・・

私は真っ赤になり、

アタフタする・・・

さっきと今じゃ、

思考回路の動きが違う・・・
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