意地悪なご主人様【おまけ完】
最初は何のことだか、

分からなかった。

・・・

自分ですら、

夏樹への想いを、

なかなか気づけずにいたのに、

先に、華蓮はオレの気持ちに、

気づいていた。

・・・

「私は貴方を愛していた。

でも、貴方は、女は面倒だと。

だから、気持ちを隠したのに、

あんな若い子を好きになるなんて、

許せない」

・・・

華蓮の気持ちを知り、

彼女を傷つけたことを、

後悔し反省した。

そして謝罪の言葉を言うと、

・・・

「ここで、キスして。

あの頃と同じように、

優しいキスを・・・」
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