意地悪なご主人様【おまけ完】
・・・
しかも、ありえないことに、
・・・
私は冷たくなった巧の顔を、
抱きしめてしまっていた。
・・・
ビクッとなった巧に、
ハッと我に返った私は、
咄嗟に、巧から離れた。
・・・
しかし、
巧は、
私の腕を引っ張り、
力任せに抱きしめた。
・・・
「く、苦しいですよ。
離してください・・・」
「…なぜだ」
「・・・え?」
「なぜ、オレを抱きしめた?
そんな資格、オレにはないのに」
「・・・そんなの、
私もわかりません」
しかも、ありえないことに、
・・・
私は冷たくなった巧の顔を、
抱きしめてしまっていた。
・・・
ビクッとなった巧に、
ハッと我に返った私は、
咄嗟に、巧から離れた。
・・・
しかし、
巧は、
私の腕を引っ張り、
力任せに抱きしめた。
・・・
「く、苦しいですよ。
離してください・・・」
「…なぜだ」
「・・・え?」
「なぜ、オレを抱きしめた?
そんな資格、オレにはないのに」
「・・・そんなの、
私もわかりません」