意地悪なご主人様【おまけ完】
「はい、私もこれでいいと思います」

そう言って、

私は微笑んだ。

・・・

華蓮さんも微笑み、

資料を受け取った。

・・・

「ところで、昨夜の事なんだけど」

「・・・は、はい」

・・・

「私、真鍋課長の事が、

大好きなの、いえ、愛してる」

「な、何が言いたいんですか?」

・・・

何を言われるのか、

心臓が破裂しちゃうんじゃないかと思うくらい、

ドキドキ。

・・・

「実は、貴女が

巧の家に居候してるのは、

知ってるんだけど・・・

それを止めてほしいの、今すぐ」

・・・

驚きすぎて、

言葉が出ない。
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