意地悪なご主人様【おまけ完】
「・・・じゃあ、

泣けなくなるくらいこうしててやる」

「・・え?・・ん・・たく・・」

・・・

またしても、

私が何か言い始める前に、

口を塞がれてしまった。

・・・

何度も、何度も、

角度を変えてくるキスの嵐・・・

・・・

ちょっぴり涙の味がしたけど、

・・・

確かに涙は止まった。

・・・

「・・・このままじゃ、

ここで襲いそうだ」


「へ?!ななな、何言ってるんですか?」

慌てふためく私に、

巧は意地悪そうに笑った。

・・・

「続きは家で」

「え?・・え?・・」

ちょ、ちょっと、どこ行くの~?!
< 232 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop