意地悪なご主人様【おまけ完】
そう言って笑う淳史。

・・・

「松本に彼女はいないのか?」

巧の質問に、淳史は苦笑い。

「いたらいいですけどね?

オレって、この身長でしょ?

低い男は眼中にないって

感じじゃないですか?」

・・・

「好きになるのに、

そんなの関係ないと思いますよ?」

気休めかもしれないけど、

顔は悪くないし、

礼儀正しいし、

優しそうだし・・・

話せばきっと、好きになる女の子は

一杯いそうだけど・・・

・・・

「ありがとうございます。

じゃあ、オレはこれで」

・・・

淳史は私たちに頭を下げると、

帰っていった。
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