意地悪なご主人様【おまけ完】
巧side
「さっき助けたの、
カッコよかったです」
近くにいた部下に言われる。
・・・
「一緒に倒れてれば世話ないな。
皆を驚かせてしまったし」
と苦笑いを浮かべる。
・・・
それでも、
「そんなことありませんよ。
他の人たちなら、大槻さんが、
倒れるまで気づかないもの」
・・・
そうなのか?
たまたま助けただけなのに、
ここまで言われると、
返って気が引ける・・・
・・・
「さ、仕事に戻って」
「はい」
部下は持ち場に帰り、
オレも仕事を始める。
・・・が、
夏樹の事が気になり、
手が止まった。
カッコよかったです」
近くにいた部下に言われる。
・・・
「一緒に倒れてれば世話ないな。
皆を驚かせてしまったし」
と苦笑いを浮かべる。
・・・
それでも、
「そんなことありませんよ。
他の人たちなら、大槻さんが、
倒れるまで気づかないもの」
・・・
そうなのか?
たまたま助けただけなのに、
ここまで言われると、
返って気が引ける・・・
・・・
「さ、仕事に戻って」
「はい」
部下は持ち場に帰り、
オレも仕事を始める。
・・・が、
夏樹の事が気になり、
手が止まった。