意地悪なご主人様【おまけ完】
・・・

自分の用事はすべて終わった。

でも、

夏樹の仕事はまだ終わらないようだ。

・・・

会社近くの喫茶店で、

夏樹が終わるのを待つことにした。

・・・

待てど暮らせど、

夏樹から連絡が来ない。

・・・

待ちくたびれたオレは、

会社に行ってみようと、立ち上がった。

・・・

すると、

タイミングよく、

携帯が鳴った。

・・・

オレの名を呼んだ夏樹の声は

震えていた。

・・・泣いてる?

とりあえず外に出てくるよう言うと、

夏樹は泣きながら、

分かったと言った。
< 287 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop