意地悪なご主人様【おまけ完】
「巧・・・ありがとう」

私は嬉しくて嬉して、

号泣・・・

・・・

「残念ながら、浮気なんかしてない。

かなり疑ってたからな?

言おうかと悩んだけど、

最後まで黙ってた。

・・・

その指輪の返事が聞きたいんだけど?」

・・・

そう言って、

私を見つめた巧。

・・・

「私でいいんですか?」

「・・バカ」

「バカって言わないでくださいよ~」

巧はクスッと笑った。

・・・

「夏樹だから、

こんな事までした。

大好きな夏樹のご主人様で、

居続けたいから・・・

オレと結婚してください」
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