意地悪なご主人様【おまけ完】
・・・

それを見た巧は、

クスッと笑った。

・・・

「はいはい、上司お墨付きなら、

何も言わないよ。

でも、手は抜かないように、

気をつけろよ?」

そう言って私の頭を撫でた。

・・・

私はもちろん、

満面のスマイルで頷いた。

・・・

仕事は思いのほか、

とっても順調に進み、

期限3日前にして、

仕事をすべて終わらせることができた。

・・・

残りの3日は、

パリを満喫するために、

巧とあちこちに出かけた。

・・・

数か月ぶりのデート。

凄く嬉しくて、

足は宙に浮いているようだった。
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