意地悪なご主人様【おまけ完】
「じゃあ、ニューヨークに行って、

仕事を頑張れるかな?」


「もちろん頑張ります!!!

・・・あれ?

もしかして、それをダシに、

私を釣ってます?」

・・・

ハッと我に返った私は、

疑いな眼差しで、巧を見つめる・・・

・・・

巧は、

涼しい顔をしていた。

・・・

「まさか。

仕事と結婚式は別だよ

・・・たぶん」


「・・・たぶん?」


「さ、とにかく一回

自宅に帰ろうか?」

上手く私を丸め込んだ巧は、

私を無理やりタクシーに乗せ、

自宅へと帰っていった・・・
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