意地悪なご主人様【おまけ完】
でも・・・

「お帰り、巧」

なんて言ってるオレ。

オレってなんていいヤツ!

と、自画自賛・・・

・・・

「ああ、ただいま。

大久保、本当に作ったのか?」

と、嫌味ったぷりに言う巧。

…可愛くないヤツ。

・・・

「大事な契約ですから。

ご主人様の言葉は絶対です」

とツンとした表情で言った夏樹。

・・・

なんだか犬猿の仲のようだ。

・・・

「まぁまぁ二人とも、

美味しいご飯でも食べよう」

と、二人を両手に抱きしめ、

言ってみる。

「用意しますね」

と可愛く微笑む夏樹。

「・・・わかった」

と無表情の巧。

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