意地悪なご主人様【おまけ完】
「ソファーでなんか、

寝かせられない」

怒った口調で言ったのは、

もちろん…オレ。

・・・

オレの口調に、

驚く二人。

・・・

「じゃあどうすんだよ?」

宗次が俺に詰め寄った。

・・・

「オレのベッドを使え」

「「ええ!!」」

またしても俺の発言に、

驚く二人。

・・・

オレは無表情で、

「ご主人の命令は絶対なんだろ?」

と、夏樹を見る。

・・・

「・・・」

何も言えないでいる夏樹の手を、

無言で掴み、

オレの部屋に連れて行く。

「襲うなよ?!」

…バカ宗次め。
< 49 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop