意地悪なご主人様【おまけ完】
「お前みたいに鬼畜じゃない」

・・・と、

捨て台詞を吐き、

部屋のドアを

バタンと閉めた。

・・・

「べっどはあっち」

指でさし、

オレは机に座って、

仕事を始めた。

・・・

「え、でも、真鍋課長は?」

オロオロと、

小さな声で呟いた夏樹。

しおらしい所もあるじゃないか。

・・・

「オレはまだ仕事が残ってる」

「でも、あの、終わったらどこで

寝るんですか?」

「そこに決まってるだろ?」

「・・・」

「オレが大久保を襲うとでも?」

「・・・襲うんですか?」

「バカ!襲わないよ!」
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