意地悪なご主人様【おまけ完】
この温かな腕からも、

抜けるのは惜しいと思ってしまう。

・・・

起こさないように、

気持ちよさそうに眠る

巧の顔を、じっと見つめた。

・・・

お肌ツルツル。

整った眉に、

長~いまつ毛・・・

・・・

ちょっとくらい、

触ってみても、

罰は当たらないかな。

・・・

そっと、頬に触れてみる。

キャ~~!!

ツルツルスベスベ!!

私の肌と交換してもらいたい。

・・・

目をつぶって、

自分と巧の肌を

比べていた。
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