意地悪なご主人様【おまけ完】
「オレの顔は、オモチャか?」

「へ?ギャ!!・・ん!!」

・・・

驚き叫ぼうとしたら、

巧の大きな手で押さえられた。

「ん・・ん・・!!」

・・・はあはあ。

やっと放してくれた。

・・・

「お、おはようございます」

・・・

とりあえずあいさつ。

・・・

「おはよ」

・・・?!

挨拶をした巧は、

抱きしめる腕に力を込めた。

「苦しいです」

「夏樹の抱き心地の気持ちよさに、

離せなくなった」

な、なんですって?!

・・・

真っ赤になった私は巧を見つめた。

・・・

普通の顔して答え過ぎ!
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