意地悪なご主人様【おまけ完】
「夏樹」

…答えを催促されて、

何とか頭を回転させ、

出た言葉は・・・

・・・

「私、裏表のない宗次さんが、

好きなんです」

・・・

「好きだと?」


「・・・あ」

・・・

眉間にしわを寄せた巧。

・・・

固まった私。

・・・

何でこんなことを言ったのか、

自分でも、

理解不能だった。
< 65 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop