いつか必ず…


歴史博物館を後にした私たちは少しこじゃれたカフェに来ていた。
いかにも若い女の人が好きそうな内装。


先生、もしかして…


「先生、私のためにここを選んでくれたの?」


「!!」


あ、図星?
先生やっぱり優しい。


「こういうかわいらしいカフェ大好きなんです。だからありがとう、先生。」


「それならよかった。」


私たちはそれぞれメニューを見て、私はオムライスを、先生はナポリタンを頼んだ。


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