いつか必ず…


車で1時間。
私は最寄り駅に到着した。


「先生、今日はありがとう。」


とても、とても楽しくて。
そしてドキドキが止まらない1日だった。


「こちらこそありがとう。
また、遊びに行けるといいな。」


「……うん。」


「それじゃあまた新学期に。」


「バイバイ、先生。」


先生は車の窓から手を振るとそのまま車を発進させ、夕焼けのオレンジに溶けていった。


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