いつか必ず…


私が家についたのは7時半だった。
門限が8時だからきっと先生なりの気遣いでこの時間には家に着くよう計らってくれたんだと思う。


私は家に着くなりケータイを開いて先生にメールを打ち始めた。


『To.先生

今日はたくさんありがとうございました!(*´∀`)

とても楽しかったよ♪

貝殻のネックレス大切にします。』


私はメールを送信してからそっと貝殻のネックレスに触れた。


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