いつか必ず…


「川内…っ!!」


朦朧とする意識の中。
冬也くんの声が聞こえた。


…冬也…くん?


「…くそっ」


冬也くんのがそう呟いた瞬間、私の体は宙に浮いた。


今、一体何が起きてるの…?


私は状況を把握できないまま意識を手放した──

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