いつか必ず…
私の家
最寄り駅を降りた後、私と那月は遊園地の確認をすると私の家に寄ることになった。
ガチャッ
「ただいま。」
「おかえりなさーい。」
私の後に続いて那月がそーっと入り込む。
「おじゃまします!!」
那月の姿を見たお母さんは目を点にした。
「まぁまぁ。
悠梨が友達連れてくるなんて!!」
「私、山田那月って言います。
悠梨ちゃんとは仲良くさせてもらってます!!」
「ありがとう。
これからも悠梨のことよろしくねぇ。」
「はい!」
…友達を家に上げるの初めてだからなんか恥ずかしい。
私は照れ笑いをして那月を自分の部屋に招いた。