華-ハナ-
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翌日、お昼頃までまったりしている間に、お父さんとお母さんが蒼太と優華を、近くのショッピングモールへ連れていってくれて……


福袋やオモチャをかかえて帰ってきた。



「ちょっと!どれだけ買ってもらったの!?」



いくら何でも買ってもらいすぎ。



「絢華ちゃん、いいのよ。私達がやりたくてやってるんだから」


「でも……」


「圭介にはこれね」



そう言って、アンパンマンのぬいぐるみと音のなるオモチャをくれた。



「ほら、圭介、おじいちゃんとおばあちゃんに“あんと”ってしなさい?」



そう言うと、頭を下げながら腰も下げて



「んっと」



って言った。



「凄いね!圭介もちゃんと“あんと”ってできるんだ?」



圭介はおじいちゃんにもおばあちゃんにも褒められて嬉しそう。



「絢華ちゃんにはこれね」


「えっ!?あたしも!?」
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