いじめを越えて
こんな時にかぎってレイプされそうになった記憶が溢れてくる

「楓…」

優しく名前を呼ばれる

わかってる

「イヤだよっ」

この人は私をレイプしようとした人じゃないことくらい

和くんの手が下着に伸びる

「…っ!…ヤダヤダヤダ!」

「楓?」

和くんの動きが止まる

「出来ないよっ!」

「そ…っか…ごめんな?」

悲しそうな顔

違う…違うの

和くんが悪いんわけじゃない
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