本当は大切な人だった ~巻き戻したい恋が僕にはある~
新たな生活
その頃僕は、家庭の事情で実家を離れ姉と団地住まいをしていた。
しかし、一年が過ぎようとしたある日、姉から結婚する事になったと言い渡された。勿論、同時にそれは僕の居場所も消滅することである。
町営住宅に単身で住めない決まりもさることながら、一人暮らしする金銭的余裕も無い僕には、ひらめく事はただ一つだけであった。
僕は、一人で何とかする旨を姉に伝え、結婚に花を添えようと考えた。
ただ、その後に考えれば、単に彼女を利用したに過ぎないのであるが・・・
しかし、一年が過ぎようとしたある日、姉から結婚する事になったと言い渡された。勿論、同時にそれは僕の居場所も消滅することである。
町営住宅に単身で住めない決まりもさることながら、一人暮らしする金銭的余裕も無い僕には、ひらめく事はただ一つだけであった。
僕は、一人で何とかする旨を姉に伝え、結婚に花を添えようと考えた。
ただ、その後に考えれば、単に彼女を利用したに過ぎないのであるが・・・
< 5 / 5 >
この作家の他の作品
表紙を見る
帰宅途上のある階段で僕は転げ落ちた。
救急車で運び込まれた先の病院では、頭を打撲してはいるが心配は不要との診断がなされた。
だけど、転げ落ちる直前の記憶が全くない。
これは単なる事故なのか。それとも・・・
僕は、それを解明したくなった。
しかし、この余計な好奇心が思わぬ方向に暴走してしまう。
この作品を見ている人にオススメ
表紙を見る
愛される事なんて、そんな資格はないと
ずっと思っていたけれど
一瞬に縛られた私の心は
ほどかれることなくのめりこむ
*・.+・。*☆☆・.★・.+・。*☆☆・.+
他サイトにて、別名義で書いた作品です。
既に読んでくださってる方もいるかもしれませんが、
良ければ、お楽しみくださいませ。
表紙を見る
絶え間なく溢れ出る涙は
彼の唇に吸い取られ
慟哭だけが薄暗い部屋に沈んでいく。
あの夜、彼女の絶望と悲しみをすくい取ったのは
仕事上でしか接点のない上司だった。
思っていることを口にするのが苦手
地味で大人しい司書
木ノ下 千紗子 (きのした ちさこ) (24)
×
真面目で優しい千紗子の上司
知的で容姿端麗な課長
雨宮 一彰 (あまみや かずあき) (29)
胸を締め付ける切ない想いを
抱えているのはいったいどちらなのか…
「叫んでも暴れてもいい、全部受け止めるから」
「君が笑っていられるなら、自分の気持ちなんてどうでもいい」
「その可愛い笑顔が戻るなら、俺は何でも出来そうだよ」
真摯でひたむきな愛が、傷付いた心を癒していく。
※関連作品『恩返しは溺甘同居で!?~ハプニングにご注意を!!』
時系列はこの作品が先で、『恩返し』の二年三か月くらい前になります。
この作品だけでも、お楽しみいただけますので、
どちらを先に読んでいただいても大丈夫です。
2018/11/05 本編完結
2018/11/14 番外編1完結
2018/11/20 番外編2完結
☆総合ランキング 最高2位☆☆☆彡
まさかの2位です。
言葉もなく、ただただ感動です(T₋T)
読んで下さった皆様に、心から、厚く感謝御礼申し上げます