Love*Day
その時だった
ガラッ
教室のドアが開いた
入ってきたのはー…
「?なにやってんの?こんなに遅くまで。」
「…結衣…」
ジョニーは胸を撫で下ろしていた。
「良かった…山口じゃなくて…」
小声でそう言ってるのが聞こえた。
「もう校門閉まっちゃうよ?早く帰りなね。あたし絵里待たせてるからもう行くね。」
「おい…結衣っ!」
俺が大きな声を出したからか、結衣はビクっとして
振り返った
「な…何…?」
怖そうな表情で聞いてきた
「あ、ごめんな。俺らの話聞いてた?」
「え…?…聞いてないけど……何何~?
あたしに聞かれちゃヤバイ話してたの~?」
結衣はクスクス笑いながら答えた
ジョニーは軽く冷や汗をかいていて頭が回ってなかったみたいだったから
かわりに俺が答えた
「そうだよ!お前が聞いたらドン引きするだろうし。
男だけの話!」
「うっわさいてー。じゃあまた明日ね~」
そう言って結衣は帰っていった