Love*Day
あたしと直輝は顔を見合わせた
「あいつ、ジョニーきっと今頭んなかパラダイスだよね。」
あたしは小さい声で話した。
「結衣っ!聞こえるだろ?!」
そう言いながらも直輝の顔はにやけていた
「直輝だって笑ってんじゃん!!(笑)」
「笑ってねーよっ!」
バスの中はとても楽しくて遊園地についたのはあっという間だった
「もう着いた~!!」
「おいおい!2人とも!起きろよ!着いたぞ~~!」
本当に2人して寝てたんだ
「ん~??着いたの~?大西ー着いたって~」
「んあ~?もう着いたの~?」
「ほら早く起きろっ!」
「~~はいはい~っと」
何かいい感じじゃなーい?
「いいですかあ!!静かに!聞いてください~大事な事ですよ~??」
先生が大声で叫ぶ
「遊園地は基本自由行動ですー!でもちゃんと班行動する事~!時間は8時まで!
8時になる10分前までには、バスに戻ってきてくださーい!
いいですね~?」
『はーーい』
みんなで返事をする。
し終わると、みんなが狭いバスの出入り口から一気に走り出た
「はっはーみんなガキだねえ~」
あたしはそう言いながら直輝を見ると
早く出ろよと言うような目であたしを見ていた
「うわ…ここにもガキがいたよ」
「早く…早くここから出してくれ!」