Love*Day


「するよ?しなきゃ分からないもん」


「…そっか、でもあたしはしない。多少むかつくけど
俊が今までどおり接してくれるならこのままでもいい。」


「…その気持ち分からなくはないけど、やっぱあたしとしてはー…」


「ううん、ありがとね教えてくれて!あたしは大丈夫だからさっ♪」


「…うん…本当に大丈夫なの?」


「大丈夫だーって!!ほら市川待ってるんでしょ?!早く行かなくていいの?
あたしはこの後、俊待たなきゃいけないから!早く帰れ(笑)」


「うん…じゃあまた明日ね!」


「はいよ~ばいばい」


「ばいばい」


本当に大丈夫なのかな…

絵里のことを心配してるとなかなか教室の前から動けない


「結衣…?」


あたしが廊下に座ってると直輝が来た

「大丈夫か…?」


「うん…」


「…まだ中にいんの?山口…?」


「うん…」


「…とりあえず歩け、ここじゃ詳しく聞けないから」

直輝は小さな声で話す。

あたしは立ち上がって直輝の後ろをついて行った。
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