Love*Day
あたし達3人は、また中庭へ移動した
「片山。君、絵里に暴力振るってるって聞いたんだけど」
「はぃ?いやいや、俺が絵里にする訳ないじゃーん
俺、絵里ちゃん一筋だし♪」
片山は絵里にウィンクしながら言う
「…ふざけてんのかてめーはよ」
「…は?何お前。俺まじふざけてねえから。なぁ絵里、俺お前に手あげた事なんてねえよな?」
片山が聞く
「……」
黙っている絵里に対して、片山はまた押して聞く
「ねえよな?な?」
「ちょっと待ってよ。実際あたし見たんだから。絵里のおなかのアザ。
絵里にも聞いたんだから。
第一あんた、絵里一筋じゃないんでしょ?」
「へえー?絵里、お前チクったんだ?
それと、お前に俺の気持ちなんて分からねーくせに、勝手に一筋じゃないとか決め付けんな?」
こいつ…
「へえ?あたしも絵里も知ってるんだからね?あんたに、もう1人の彼女がいる事」
「…っ」
片山は舌打ちすると絵里のほうに1、2歩で歩いていき
顔をグーで横殴りにした
「っ…はっ」
絵里はそのまま倒れた
「絵里?!絵里!!」
もう頭にきた。
あたしは、片山に詰めより胸ぐらをつかんで、一発殴った
「お前女に手だしてんじゃねえよ!!それでも男かよ?!
第一お前がいけないんだろ?!大西と回ったのは仕方が無いことだろ?!」