Love*Day
「…はい…」


こうなる事は分かっていた

俺がこの事を聞いてすぐ
校長室のドアが開いた


中から放心状態の片山と
涙を流している片山のお母さんが出てきた


「片山くんは、退学処分に決定しました」

担任が片山を見ながら俺に話す


「そうなんですか」


俺は職員室を後にした





教室に戻った俺は
すぐさま携帯を手にして
結衣にメールを送った


謹慎処分になった事を伝えるために


「はあ…」


俺は携帯を閉じた


「あらあらー?どうしちゃったの?」


「おージョニー」


「ため息なんてついちゃって、直輝らしくないよお~?」



「……何それ、新キャラですか?」


「いや、ね。中内がいないから、俺がかわりになろうかと思って」


「ははは、なれるわけねーだろ!」


「え~?そんなことないよおー」


そんな喋り方しねーっつの(笑)
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