Love*Day
「まじ焦ったんだけど。なんでいきなりなんだよ!」
「今日から学校行こうかなって思って、とりあえず、直輝に会いたかったから」
「それはさー嬉しいんだけどー…言ってくれればもっと綺麗にしたのにー部屋」
別に汚いって訳でもないけど、男の子らしく適度に散らかっている
むしろあたしの部屋も散らかっているから、このくらいが丁度いいかもしれない
「何する何する?!ゲームでもする?!」
1週間も会えないと人はやばいね。
なんてゆーの、欲望むらむら(笑)
今すぐ押し倒したいくらい。
けど、初チューぐらい彼氏からして欲しい
ってのは乙女の夢なんだから。
我慢だ、あたし。
「ねーねー、結衣ー?聞いてるー?」
直輝の顔があたしの顔の目の前に来た
「聞いてるよ!ゲームやろ!」
あたしは顔をそむけて言った
なんか悔しいなぁ
この前だって、あたしばっかりなんか
キスしたいキスしたいとか思ってたし…
直輝は全然思わないのかなぁ…
このままだと、あたしの頭がおかしくなりそう
「おい結衣、大丈夫か?まだ痛いんじゃねーの?」
そう言ってあたしの顔に手を当てる
「と、トイレ!借ります!」
「お…おー…」