Love*Day



「悔しいの!!!」


「だから何が?!」


「……な…直輝があ…」


なんでこんな事で泣いてんだよ…あたし。


「直輝が落ち着きすぎてるからあ…っ」


「へ?」


「あたし、なんか1人からまわりしてるってゆーか…うぅぅ…なんか1人で…直輝の部屋にドキドキしてんのに…ぅ…直輝いつもと同じだしい…っ」



「なんだよ、そんな事か」


「は?」


直輝はにっこり微笑むと、顔を近づけてきて



ーーーー……


初めてのチュー

しました



「……」

「俺だって冷静ぶってただけで、多分結衣と同じ感じだったと思うよ。
お前がそうやって、心の内をぶっちゃけてくれて良かった。」



「うん…あたしも良かった……あたしに魅力が無いのかと思ってた…」



「あはは、無いけどな」


「何それー!」



まじごたごたしながらではあるけど
初キスしちゃったし

良かった良かった
< 99 / 125 >

この作品をシェア

pagetop