学園王子と恋しちゃった!?

奈々達が通う桜丘学園はかなりの広さで、初めて来た人ならば一瞬で迷子確定だ。

「ベンチ確保〜♪」

「食べよっか。」

お弁当を広げていたら…

ピーンポーンパーンポーン

[佐藤奈々さん、職員室に来てください。]

「えっ?私!?なんで?」

「行けば分かるんじゃない?」

「だね。いってきまーす」

「いってら〜」

職員室へ渋々向かった。

ガラッ

「なんですかー?先生。」

「佐藤か?お前、この前のテスト、平均以下だったぞ?」

「うっ……」

「だから、家庭教師をつけることにした♪入ってこい。」

「はい。」

入ってきたのは……


< 12 / 33 >

この作品をシェア

pagetop