学園王子と恋しちゃった!?
奈々達が通う桜丘学園はかなりの広さで、初めて来た人ならば一瞬で迷子確定だ。
「ベンチ確保〜♪」
「食べよっか。」
お弁当を広げていたら…
ピーンポーンパーンポーン
[佐藤奈々さん、職員室に来てください。]
「えっ?私!?なんで?」
「行けば分かるんじゃない?」
「だね。いってきまーす」
「いってら〜」
職員室へ渋々向かった。
ガラッ
「なんですかー?先生。」
「佐藤か?お前、この前のテスト、平均以下だったぞ?」
「うっ……」
「だから、家庭教師をつけることにした♪入ってこい。」
「はい。」
入ってきたのは……