学園王子と恋しちゃった!?

南は、私の手首をとり、赤くなっている部分に軽くキスをしたのだ。

「な、なにすんのよ!」

「ん?もちろん、手当てですけど?」

何、当たり前なこと聞いてんだよ…って言いそうな顔。

なんか、イラッとする。

「一応、保健室行っとけ。」

「ボソッ誰のせいで赤くなったのよ。」

ボソッっと聞こえない程度に言ったハズが…

「あ゛?誰のせいだぁ?お前が逃げようとしたから捕まえたまで。」

じ、地獄耳だぁぁぁ!!

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