ティータイムは遊びの後で【完】
『何でも…思い通りか…』
ポツリとそう呟いて、私はこの部屋を飛び出した。
はやく、アレンを探し出さなければならない。
部屋を出ると、すぐ外に出た。
しかし、
『ひ、広すぎじゃない?』
辺りに広がるのは広大な畑や野原。
この中から探すなんて無謀もいいところだ。
けど…なんでだろうか?
『この景色…見たことある気がするんだけど…どこだったかな…?』
なんだかすごく懐かしい気がしてならない。