ティータイムは遊びの後で【完】
そう思って、アレンの頬に軽くキスを落とした。
けど、どうやらアレンはそれが不満だったらしい。
『え〜、口じゃないの?』
なんて言うもんだから驚き。
本当にマセガキだわ。
『はいはい、口は、また今度ね、そうね〜アレンがあと、7歳くらい大きくなったらしてあげる』
なんて、無理なことを言ってみる。
まぁ、アレンがあと7歳上だったら、私と同じか、少し上くらいの年齢なんだろうな。
『本当に…?』
『え?』
『ボクがあと7歳くらい年が上だったら口にしてくれるの?』
なんだかアレンの目が光ってる気がするけど…気のせいかな?
『いいわよ、いくらでもしてあげるわ』
私は、だんだん、めんどくさくなってきて適当に相づちをうった。
だって、あと、7年なんて、さすがにアレンも忘れるでしょ?こんな口約束。