溺愛兄に囲まれて。



お父さんと別れてから着いた家。


―いつも帰ってきている家なのに、どこか違う気がした。


「「「おかえり」」」


―いや、いつも通りだ。


お兄ちゃんたちが出迎えてくれて、瞬が隣にいて、いつもはいないけどお母さんもいる。


「―ただいま!」


これが、私の大好きな家で、家族だ。



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