溺愛兄に囲まれて。



-瞬Side-



…ついにキスしてしまった。


「…優那のことだからあれでも気付かなかったり…? …いや、それはないか」


―僕は実は、優那と双子じゃないことを小学生のころから知っていた。


でも僕が知っているのを兄さんたちは知らなくて、誕生日の1週間前に話されたのも本当。


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